2007年12月10日
薬剤の副作用
イソジンガーグルは、有益細菌である口腔常在菌まで除菌してしまいます。
マウスウォッシュには、有害物質のポリエチレングリコールや湿潤剤、防腐剤が
含まれていますので、好ましくありません。
歯磨き成分の界面活性剤は、高齢者の味蕾細胞を破壊して
味覚を鈍麻させてしまいます。
そこで登場
なんといっても緑茶は、数百年間事故のない、伝統的な安全な食品なのですから。
緑茶の成分の中には、エピガロカテキンガレードというものが有ります。
これには、殺菌作用、抗酸化作用、生体調節作用が有ります。
誰もが年をとれば、免疫力、抗酸化力、生体調節機能が低下します。
細菌の入り口で有る口腔を清潔に保つことは、とても大事なことなのです。
お年寄りは、お口をきれいにすると元気がでます。
マウスウォッシュには、有害物質のポリエチレングリコールや湿潤剤、防腐剤が
含まれていますので、好ましくありません。
歯磨き成分の界面活性剤は、高齢者の味蕾細胞を破壊して
味覚を鈍麻させてしまいます。
そこで登場
なんといっても緑茶は、数百年間事故のない、伝統的な安全な食品なのですから。
緑茶の成分の中には、エピガロカテキンガレードというものが有ります。
これには、殺菌作用、抗酸化作用、生体調節作用が有ります。
誰もが年をとれば、免疫力、抗酸化力、生体調節機能が低下します。
細菌の入り口で有る口腔を清潔に保つことは、とても大事なことなのです。
お年寄りは、お口をきれいにすると元気がでます。
Posted by 茶博士 at
17:17
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2007年12月10日
口の中をきれいに
葉子さんは、寝たきりのお義母さんの 介護をしています。
「おかあさん、お口をふきましょうか?」
「葉子さん、うれしいねぇ。 お願いしますよ。」
「おかあさん、この頃 お口をふくの、嫌がりませんねえ。」
「ああ、お茶にしたから気持ちが良いんだよ。」
葉子さんは、カテキンリッチティー微粉末を水に溶かして用意しました。
「あとから、うがいしなくてもいいからね。」
「 そうね…、歯磨きや、口腔剤、イソジン液などいろいろやってみましたが、
おかあさん、口を洗うの嫌がっていたものね。」
「あれは臭いし、ピリピリするし… あの後食べ物がまずくなるしね…。」
あばあちゃん、気持ち良さそうですね。
粉末緑茶を水に溶いて、お口をきれいにすると口臭予防はもちろん、
抗菌作用から清涼感、爽快感を得られるんですね。
イソジンと同等の保清効果があるんです。
高齢者のみなさんの、お口の衛生状態というのは実は、とても大事なことなんです。
有害菌が体内に定着、増殖するといろいろな内科疾患や感染症を引き起こしてしまうのです。
そして、免疫機能低下、嚥下反射低下、咳反射低下などが
老人性肺炎の発症につながるのです。
つづく
「おかあさん、お口をふきましょうか?」
「葉子さん、うれしいねぇ。 お願いしますよ。」
「おかあさん、この頃 お口をふくの、嫌がりませんねえ。」
「ああ、お茶にしたから気持ちが良いんだよ。」
葉子さんは、カテキンリッチティー微粉末を水に溶かして用意しました。
「あとから、うがいしなくてもいいからね。」
「 そうね…、歯磨きや、口腔剤、イソジン液などいろいろやってみましたが、
おかあさん、口を洗うの嫌がっていたものね。」
「あれは臭いし、ピリピリするし… あの後食べ物がまずくなるしね…。」
あばあちゃん、気持ち良さそうですね。
粉末緑茶を水に溶いて、お口をきれいにすると口臭予防はもちろん、
抗菌作用から清涼感、爽快感を得られるんですね。
イソジンと同等の保清効果があるんです。
高齢者のみなさんの、お口の衛生状態というのは実は、とても大事なことなんです。
有害菌が体内に定着、増殖するといろいろな内科疾患や感染症を引き起こしてしまうのです。
そして、免疫機能低下、嚥下反射低下、咳反射低下などが
老人性肺炎の発症につながるのです。
つづく
Posted by 茶博士 at
17:09
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2007年12月01日
深蒸し茶
特に深蒸し茶では、100秒以上も蒸すので、苦渋味は薄れ、
香気に乏しく、黄色が強くなってしまいます。
茶の湯が黄色い色素は、成分のカテキンやクロロフィルの変成色です。
これは、生葉の細胞膜が溶けるまで強く蒸しあげて、色が出やすくなったお茶です。
しかし、先程お話したように、製造の途中で、自然が作った緑茶成分が溶け出し、
装置にこびりついて、廃棄物(ゴミ)として捨てられてしまうのです。
みどりさんが言っていたように、昔の急須には金網が付いていませんでしたね。
最近の急須に金網が付いた理由は、深蒸しに変わったことで、
茶葉がドロドロに溶けて、急須本来の穴をふさいでしまうからなのです。
お茶には、ふたつの顔があると思います。
「喫茶のお茶」・・・つまり、風味や水色を楽しむお茶です。
それともう一つ・・・これは、あまり知られていませんが、
「生理機能のあるお茶」・・病気の予防や、回復、
体調向上や老化制御など、幅広く役に立つ、とても優れたものです。
お茶に機能・効用をもとめようとする時は、
緑茶本来の成分を変化させない製法に限られるわけです。
その点、深蒸し法によるお茶や、高温殺菌のペットボトル茶の成分は、
劣化・変性が著しく「生理調節機能があるお茶」とは言いがたく、
さらに、高温短時間処理法などは論外なのです。
つづく
香気に乏しく、黄色が強くなってしまいます。
茶の湯が黄色い色素は、成分のカテキンやクロロフィルの変成色です。
これは、生葉の細胞膜が溶けるまで強く蒸しあげて、色が出やすくなったお茶です。
しかし、先程お話したように、製造の途中で、自然が作った緑茶成分が溶け出し、
装置にこびりついて、廃棄物(ゴミ)として捨てられてしまうのです。
みどりさんが言っていたように、昔の急須には金網が付いていませんでしたね。
最近の急須に金網が付いた理由は、深蒸しに変わったことで、
茶葉がドロドロに溶けて、急須本来の穴をふさいでしまうからなのです。
お茶には、ふたつの顔があると思います。
「喫茶のお茶」・・・つまり、風味や水色を楽しむお茶です。
それともう一つ・・・これは、あまり知られていませんが、
「生理機能のあるお茶」・・病気の予防や、回復、
体調向上や老化制御など、幅広く役に立つ、とても優れたものです。
お茶に機能・効用をもとめようとする時は、
緑茶本来の成分を変化させない製法に限られるわけです。
その点、深蒸し法によるお茶や、高温殺菌のペットボトル茶の成分は、
劣化・変性が著しく「生理調節機能があるお茶」とは言いがたく、
さらに、高温短時間処理法などは論外なのです。
つづく
Posted by 茶博士 at
14:27
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2007年12月01日
もったいないお茶
「おばあちゃん、お茶にしましょう。」
「ありがとう、みどりさん。そうそう、そういえば
おとなりに いただいたお菓子が あったわねエ。」
「あれ?おかしいわね・・・・・お茶が うまく出ないわ?」
「おやおや・・・みどりさん、急須に、金網のカゴを入れるのを忘れているよ。
だから、茶葉が つまっちゃったんだね。」
「あら、イケナイ! また やっちゃった!
・・・でも 昔は 急須に金網なんて入ってたかしら?」
「そういえば そうねえ・・・・。 それに最近のお茶は、一煎目は濃いけど
二煎目になると 急に風味が無くなるような気がするね。
昔は、もっと 何杯も飲めたんだけどねー。」
「みなさんも こんな疑問をもったことは、ありませんか?」
さて・・・・みどりさんとおばあちゃん、最近のお茶についての疑問を話していましたね。
数百年の伝統製茶法は、近代製茶法と異なるものです。
お二人が飲んでいるのは、『深蒸し茶』ですね。
たしかに深蒸し茶は、サっと風味が出る感じ。
しかし、それは最初だけ。
二煎目になると、たちまち薄く、味気なくなってしまいます。
たしかに、昔のお茶は、こんなんじゃなかったですよね。
これは、なぜでしょう?
近代的製茶法は、大量生産の機械化から「深蒸し茶」「高温仕上げ」になりました。
そのために、お茶の有効成分が壊されてしまうのです。
製茶プラントの粗揉行程で茶葉を攪拌、圧迫、均一乾燥させますが、
機械の内部に大量の緑茶成分がこびりつきます。
深蒸しすると茶の細胞膜が破損し、成分が飛び出すのです。
もったいない !
つづく
「ありがとう、みどりさん。そうそう、そういえば
おとなりに いただいたお菓子が あったわねエ。」
「あれ?おかしいわね・・・・・お茶が うまく出ないわ?」
「おやおや・・・みどりさん、急須に、金網のカゴを入れるのを忘れているよ。
だから、茶葉が つまっちゃったんだね。」
「あら、イケナイ! また やっちゃった!
・・・でも 昔は 急須に金網なんて入ってたかしら?」
「そういえば そうねえ・・・・。 それに最近のお茶は、一煎目は濃いけど
二煎目になると 急に風味が無くなるような気がするね。
昔は、もっと 何杯も飲めたんだけどねー。」
「みなさんも こんな疑問をもったことは、ありませんか?」
さて・・・・みどりさんとおばあちゃん、最近のお茶についての疑問を話していましたね。
数百年の伝統製茶法は、近代製茶法と異なるものです。
お二人が飲んでいるのは、『深蒸し茶』ですね。
たしかに深蒸し茶は、サっと風味が出る感じ。
しかし、それは最初だけ。
二煎目になると、たちまち薄く、味気なくなってしまいます。
たしかに、昔のお茶は、こんなんじゃなかったですよね。
これは、なぜでしょう?
近代的製茶法は、大量生産の機械化から「深蒸し茶」「高温仕上げ」になりました。
そのために、お茶の有効成分が壊されてしまうのです。
製茶プラントの粗揉行程で茶葉を攪拌、圧迫、均一乾燥させますが、
機械の内部に大量の緑茶成分がこびりつきます。
深蒸しすると茶の細胞膜が破損し、成分が飛び出すのです。
もったいない !
つづく
Posted by 茶博士 at
14:13
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